Skip to main content
JA

カディスCF元代表 グティエレス・トルエバ氏の死を追悼

カディスCFは、元代表のホセ・アントニオ・グティエレス・トルエバ氏が亡くなられたことに関し、心から追悼の意を表します。

 

ホセ・アントニオ・グティエレス・トルエバ氏は1970年~1975年の間カディスCFの代表を務めました。前任者フランシスコ・マルケス・ベイガ氏が推進してきた経営の立て直しを引き継ぎつつ、新しい時代に即したビジネスモデルをクラブに取り入れました。彼の任期中にはCánovas del Castillo 21に土地を購入したり、カディスCF Bチームを立ち上げたり、1972-74シーズンにはドミンゴ・バルマーニャ監督率いるチームでリーグ戦で結果を出すことにも成功しました。

 

グティエレス・トルエバ氏は1970年7月29日に他の候補者との選挙を勝ち抜いて社長に就任しましたが、それ以前は1967年より前代表フランシスコ・マルケス・ベイガ氏の秘書を務めていました。1974年に再び代表に立候補し再選しますが、アンフェアな出来事が続きサッカー界への魅力を失い、1975年2月24日に辞表を提出しました。彼がクラブを立て直す第一人者だと信じていたカディスタたちはこの決断に深い悲しみを覚えました。

 

1976年に後任のビセンテ・アロンソが辞任すると、様々なプロジェクトを遂行するために彼の復帰が望まれ始めました。1976年7月6日にはCánovas del Castilloにあるクラブのオフィス前で集会が開かれ、1,000人以上のカディスタが彼の復帰を要求しました。彼がいる事務所まで足を運び直接復帰を呼びかける人もいたほどでしたが、結局本人はその道を選びませんでした。

 

ホセ・アントニオ・グティエレス・トルエバ氏はカディスCFの歴史上最も重要な人物の一人です。心よりご冥福をお祈りいたします。