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ファン・カラ「誇りと名誉のために戦います」

50以上のメディアの前で会見に臨みました

ファン・カラが50以上のメディアが参加するオンライン会見に臨みました。

会見において選手本人がカディスCF vs バレンシアCF戦で起きたことに関して下記の通り言及しました。

「バレンシア側のCKから全てが始まりました。ディアカビとの接触プレーがあった中で彼は僕に立ち上がるよう言ってファールを求めました。それだけのことです。その後ゴールがあって、カードが出て、不運な流れが続いて、また接触プレーがあって倒れたので周りの選手がしたようにファールを主張したまでです。彼に対して、”dejáme en paz” (ほっておいてくれ)と言ってその場を立ち去ろうとしました。(発言を勘違いされ)落ち着けと言われたので、僕もそんなことは言っていない、落ち着いてくれ、と返してそこから口論になりました。彼は2枚目のイエローを要求してきたのだと思いますが、その時点では僕はもう論争に加わっていなかったし審判がどう判断するか待っていました。その後バレンシアの選手にイエローが出てとても怒っていました。ガブリエル・パウリスタが言葉を繰り返し広めていて、僕は呆然と立っているしかありませんでした。これが僕の今のポジションであり、”negro de mierda”(クソ黒人)とは誓って発言していません。」

 

「もしカディスの選手がバレンシアの選手に近寄り、彼は謝っている、などと言うことがあったなら僕はサッカーを辞めます。これはメディアが面白おかしくしている”サーカス”であって、僕はここ数日それにとても苦しめられています。公のリンチです。相手クラブの代表が選手の隣に立って発言しているビデオに関しては、彼が裁判所で訴えてくれれば僕も彼を訴える意向です。」

 

「まず、ディアカビは2枚目のイエローカードを求めていただけで、彼が落ち着いたと見えた頃にチームメイトがフィールドを出ようと煽ったのだと思います。もしあそこでイエローカードが出ていたらそれで済んでいました。僕たちはプロのサッカー選手です。審判の前に2選手が立って、何が起きたか公平に見るべきです。確実なのは僕は彼を落ち着かせようとしただけなのに、その後あちこちで口論が起きていました。20台以上のカメラ、マイク、22人の選手、3人の審判がいて誰も真相を知らないんです。誰も僕がそのような発言をしたとは言っていません。」

 

「何が起きたのかバレンシア側で僕に聞きにきてくれたのはチームスタッフ1人だけです。僕は彼にこれは作られたショーで、恥ずかしいことであると伝えました。ショックでした。バレンシアの選手からは何も言われませんでした。今まで12年間プロ選手としてやってきて、世界でのプレーも経験してきました。この”ショー”が終わったら彼と座って話すことにはなんの問題もありません。試合が終わって僕の意見を聞く前に全てをジャッジされてしまいました。僕が知るスペインサッカー、そこでプレーする選手の間に人種差別は存在しません。僕はジャーナリストでもないので、試合が終わった後はすぐに帰りたいと言いましたが代表から残って欲しいとアドバイスされました。(きちんとした調査がないまま)全てがジャッジされて、何を言おうがその発言が悪い方向に使われることは分かっていました。僕はカディスCFの一員であるし、だから今ここにいるわけです。」

 

「僕のイメージや名誉を傷つけた人に対しては法的な措置を取りたいと思っています。事件が起きてからチームメイト、チームスタッフ、スポンサーなど本当に多くの方々からサポートの言葉をいただいて、このファミリーにいられることを嬉しく思いました。仲間、監督、全ての人に感謝しています。もし僕の行為を非難できる人がいるのであれば、直接申し出てきて欲しいです。」