エル·サダルの地でシーズン後半戦初戦を迎えたカディスは、得点のチャンスすら作ることなく敗戦しました。離脱者が多い中セルベラ監督はメンバーを入れ替えリフレッシュを図りましたが、結果が実ることはありませんでした。
4バックの右サイドにファリを置く布陣でスタートしますが、キケ·ガルシアやブディミルのプレッシャーを次第に受け始め、チャペラを下げ5バックに変更。ルベン·ソブリーノも前線で存在感を出せず、エスピノのシュートとCKが唯一のチャンスをなります。
そして時間が進むにつれてオサスナがチャンスを増やします。30分頃にはモンカヨラのシュート、キケ·ガルシアのヘディングシュートがありますがレデスマが防ぎます。そして直後、キケ·ガルシアからのボールを受けたブディミルが先制点を決め、試合立ち上がりのプランは振り出しに戻る形でハーフタイムに入ります。
後半からはヨンソンに代わりアレホを投入。しかしまた裏目に出るプレーが続き、最終ラインの崩れから隙を突かれ、キケ·バルハがオサスナの追加点を決めます。2-0となり、カディスにとっては厳しい状況に。60分にはチャペラに代わりアンドネが入り、早速ファリからのパスを受けシュートを放ちますが、これはへレラがしっかりと抑えます。
71分にはアルサメンディアとアレックスに代わり、オスマジッチとバスティーダが出場。4-4-2にシステムを変更しますが、それでもうまくボールを繋ぐことができず、オサスナはほとんど危機的場面なく試合を進めます。
内容からして、カディスが追いつくよりもオサスナの3点目が近い展開となります。ロベルト·トレスのヘディングとマヌ·サンチェスが惜しいシーンを作りますが、得点にはならず。
長めのアディショナルタイムがありましたがそれも活かせず、2022年リーグ戦2連敗となりました。