ダービー戦での貴重な勝ち点3を獲得!
ベティス対カディスのゲームはこれまで常に白熱した展開となってきたが、この日のゲームも過去のゲームに引を取らない、白熱したゲームとなった。気温だけでなく、ピッチ上では、時間が経つにつれてプレーの激しさが増していき試合はヒートアップする。試合開始4分、テオ・ボンゴンダのシュートは相手GKに弾かれ、コーナーキック。この日最初に存在感を示したのは黄色のユニフォームだった。
最初の30分間は、攻守が目まぐるしく入れ替わる展開が続いたが、38分にゲームが動く。ルベン・ソブリーノを後ろから倒したセルヒオ・カナレスが一発退場。この退場がゲームをさらにヒートアップさせる。
前半終了間際にカディスがチャンスを作り出す。セルジ・グアルディオラがヘディングシュートを放つも、これは枠を捉えられず。陣地が変わった後半。カディスは攻めの手を緩めなかった。52分、フアン・ミランダのハンドボールにより、セルヒオ・ゴンサレスがPKを獲得。
このPKをルベン・アルカラスがきっちりとゴールに沈め、カディスCFが先制した。ワンプレー毎に激しさを増すピッチ上の選手達。54分、テオ・ボンゴンダが自陣ペナルティーエリア付近から一気にドリブルで駆け上がると、最後は並走していたクリス・ラモスが無人のゴールへとシュートを決め、カディスが追加点を奪う。
カディスタの2点目の直後、ベティスはアイトール・ルイバルをレッドカードで失うこととなった。さらに数的優位に立つこととなったカディスは攻撃の手を緩めなかったが、ベティスもまだ諦めていなかった。68分には、この日一番のピンチを迎えるが、イサーク・カルセレンがゴールライン上で決死のシュートブロックを見せ、チームを救った。
二人多いカディスは、ピッチを広く使いながら上手くゲームをコントロールし、その後は危なけなく勝利を納め、ライバルから貴重な勝ち点3を奪った。