０―２｜ナチョとアセンシオのゴールに敗れる

試合序盤からレアル・マドリードが後ろからボールを繋ぎ試合の主導権を握る。ロドリゴとベンゼマを中心に攻撃を展開するのに対し、カディスはカウンターからチャンスを作り出す。開始早々のエスピノの低弾道シュートはポストに弾かれた。

前半は、レアル・マドリードがボールを握りカディス陣内に攻めこむ時間が長く続いたが、カディスも粘り強い守備で対抗する。前半終了間際には、ロドリゴがエリア内からシュートを放つが、この日幾度となくレアル・マドリード攻撃陣の前に立ちはだかったダビド・ヒルが、ここでもスーパーセーブを見せる。試合は前半０―０の同点で折りかえす。

後半は、レアル・マドリードがカディスペナルティーエリア付近で短いパスを繋ぎながらカディスディフェンダーの隙を窺う。カディスはキーパーとディフェンダーを中心にレアル・マドリードの攻撃に粘り強く耐えていたが、ナチョ・フェルナンデスの一発がゲームを動かす。

72分、ナチョがロングシュートを決めると、その4分後、エリア内でボールを受けたアセンシオが左足でゴール隅へとシュートを突き刺す。カディスは諦めることなく、アイディア豊富な攻撃でレアル・マドリードゴールへと襲いかり、ネグレド、エスピノ、ボンゴンダらがシュートを放つも、得点を奪うことはできず。レアル・マドリードに勝ち点３を譲ることとなった。